建具に色を塗る
居間の建具が古くて、貼ってある布?がボロボロなのがずっと気になっていた。
手垢のついた建具を使い続けるくらいなら、と、思い切ってバリバリと剥がす。縦横に糸を張り巡らせた和紙のような感じで、この糸があるせいでなかなか剥げない。最後はカッターを持ってきてザックリと。引き手の金具もマイナスドライバーで強引に外す。
全部剥がし終えるとかなり気分がスッキリ。以前の住人の手垢の汚れが視界から消えることの気持ちよさ。
そこにペンキで色を塗ろう、と思いつつ、このところの暑さと湿気にやられ、今日はやめとこう、今日も疲れたし…と一週間ほど先延ばしにしていた。
だんだんこの「いつかやらなきゃ」が負担になってきたので、本日思い切ってバケツとローラー、刷毛を取り出す。この行動だけでスイッチが入るからDIYの力は偉大。
あっという間に下地塗りが完了。最初は一回塗りでいいかー、と思っていたのにやり始めると二回、三回と丁寧にやりたくなる。手を動かすとどんどんエネルギーが湧いてくる不思議。
あとは乾くのを待って好きな色のペンキを塗る。以前、家のあちこちを塗り替えたくてホームセンターで試し買いしたハピオセレクトのペンキが5色もある。居間をあんまり派手な色にすると落ち着かない、と夫が言っていたので、一番落ち着いた色合いの(ような気がする)「オリーブゴールド」に決定。
ただ、ペンキは塗ってみないと分からない。「サンシャイン」という名前に惹かれて買った明るいイエローで脱衣所と洗面所の壁一面を塗って妹に写真を送ると「サイケデリック!」という返信が。自分ではなかなかかわいいと思っていたのだけど。夫の感想は「俺が大学時代に住んでたアパートの壁がこんな感じだった」…それって何十年前?昭和?茶色の柱との相性が悪いのかしら…
「オリーブゴールド」もゴールドと名前に入っているくらいだから、下手をすると和室に馴染まない変なキラキラ感が出てしまうかも。いい感じに落ち着いた色合いであってくれますように、と祈る。
さて、そろそろ塗ってみるか。